お知らせ

- 2017年の記事 -

日々のこと

色々と考えさせられたこと

非常に悲しいなぁと思ったことが2つありました。

 

これからお坊さんになる人達に、人権問題をテーマにした話をしてきました。
休憩時間には入り控室に戻ろうとしたところ、1人の若者が追いかけてきて話しかけてくれました。
その方には障害がある兄弟がいるとのことなのですが、以前周りから「お前の弟は障害があって、仏教の勉強が出来ないから仏教が理解できない。救われないのではないか」と言われ、何も反論出来ないまま今ここにいる。
このままで自分はお坊さんになっていいのだろうか。という思いを話してくれました。

 

講義が終わった後、本山の西本願寺に向かい、新しい住職の就任を祝う伝灯奉告法要をお参りしてきました。
全国から2000名以上の門徒さんが集まっていたのですが、法要後に住職一家からお話を聞く集いも行われました。
そこには年中さんの息子さんも住職の隣にいて、手を振ったりインタビューに答えたり、手話を使った自己紹介などをしていました。
その子はインタビュアーから「○○様」と呼ばれ、非常に丁寧すぎる言葉遣いで質問をされていました。
その様子を見ている門徒さん達は「かわいいかわいい」とニコニコしながら見ていました。

 

多くの門徒さんは、すでにこんな可愛い跡取りがいるのね。という安心感と、住職一家への親しみが湧いているようでした。
僕は、まだまだその場の感情で行動することの多いような子ども(将来設計なんて無い)に、跡取りとしての殻を被せていることや、演出の一部に利用されているという事実に、涙が出そうになりました。

 

仏教は、近づけない壁であったり、貴方はこういう役割の人間だという殻のようなものは、そもそも無いんだということを教えてくれているものだと思います。
壁だと思ったり殻だと思ったりしているものは、私が作り出しているもので、本当は誰もがつながりあって支え合っていて、大きな1つの流れの中で生きているということに気づいていって、私たちが作り出した壁や殻を剥がしていく営みが仏教に生きることなんじゃないかと。

 

それなのに、なぜ仏教に触れまくっている場で、このようなことが起きてしまっているのか。
仏教を学ぶことが壁や殻を作ることになってしまっている。
この大きなエネルギーによって、差別されている人が目の前にいるのに気づかないでいるということは、本当に怖いし悲しいです。

ご門徒連絡

春のお彼岸について

【ご門徒の皆さまへ】
春のお彼岸参りが3月17日から始まります。
例年通りのペースでお参りさせていただきますが、ご希望のお時間等ありましたら事前に極楽寺までご連絡下さい。
 
3月16日は桜町方面のお彼岸参りです。こちらも予定通りです。
 
また、20日には、お中日法要をおつとめいたします。
10時30分からおつとめ、その後住職の法話、お斎となります。
どなた様もお気軽にお参り下さい。
 
よろしくお願い致します。

日々のこと

宗教者の役目

先日から「原発と布教」というテーマで原稿の用意を始めているわけですが、
原発に対する意見というと大体が「欲望(煩悩)が生み出したもの」というところで一致しているようです。

多くの方が原発に人間の在り方を重ねているようでした。

 

しかし、それでいいのかという思いがあります。

原発や原発によって生活を一変させられた方が、日頃布教している内容を証明する材料としてしまっていないだろうか。

そこから先の「では私たちはどうすべきか・どうしてきたか」というところまで踏み込む必要があるのではないか。
そんなことを考えています。

締め切りは月末。まだ時間があるのでゆっくり整理したいと思います。

日々のこと

原発と布教

今、「原発と布教」というテーマで原稿を書き出しています。
事故からもう6年が経っても収束を見せることの原発事故ですが、その影で多くの方が苦しみ、排除されています。

この原発について、浄土真宗はどんなアプローチができるのだろうか、布教がどう原発問題へのアプローチとつながっていくのか。

そんなことを書いていけたらと思います。

日々のこと

前住職不在が続く。。。。

昨年から、前住職が京都で本願寺派の布教使さん達の研修の講師に任命されて、1〜3月の間はほとんど極楽寺にいない状況が続いています。

 

10数名の少人数の研修だそうで、とてもやりがいのある仕事のようです。

ちょうど住職も交代となりお寺にいればだんだんとやることが減っていくでしょうから、これからは(今までもそうでしたが)どんどん外に出て行けばいいんじゃないかと思います。

日々のこと

雪だるま

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落雪で溜まった本堂前の雪を削って雪だるまを作りました。
ご法事のお迎え係です。

長年小千谷の人たちは克雪をめざしていましたが、楽しむ方向性もありなんだなぁと思いました。

日々のこと

今晩は打ち合わせ

極楽パンチといった外とのつながりを持つイベントを始めて、もう10数年となります。

 

外でのつながりを持ったことで、たくさんの方が極楽寺に興味を持ってくださって、いろいろなお話をいただくようになりました。

 

今晩も打ち合わせが1件入っていて、これが自分のやりたかったり、抱えていたこととリンクするなっていて、
形になれば素晴らしいなぁと思っています。

 

どんな形になっていくか、ドキドキしながら楽しみたいと思います。

イベント

4/23 U-zhaan出演【極楽音楽堂〜お寺でインド音楽〜】

【極楽音楽堂〜お寺でインド音楽〜】
 
2017年4月23日(日)19:00〜20:30(open17:30)

▶会場
極楽寺本堂(小千谷市平成2ー5ー7)

▶出演者
U-zhaan(タブラ)
新井孝弘(サントゥール)
▶Food
アロイ
▶入場料 前売り2,500円 当日3,000円 *1ドリンク付
 
 
本堂で素敵な音楽を聴いていただけるお寺の音楽会です。
3月のやなせななさんに続き、4月も開催しちゃいます。
今回は極楽パンチになくてはならない存在のU-zhaanが、サントゥール奏者の新井孝弘さんと一緒に演奏してくれます。
前回のお寺でインド音楽に引き続き、今回も素晴らしい時間になること間違いなしです。
当日は3日前の20日にインドから帰国予定のアロイの出店もあります。多分ちゃんと帰ってくると思うので、ぜひお腹を空かせてお越しください。

 
 

*申し込みは、極楽寺ウェブサイトの問い合わせフォームより、お名前・電話番号・必要枚数を明記の上お申し込みください。

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U-zhaan(ユザーン)
オニンド・チャタルジー、ザキール・フセインの両氏からインドの打楽器「タブラ」を師事。00年よりASA-CHANG&巡礼に加入し、『花』『影の無いヒト』など4枚のアルバムを発表。10年に同ユニットを脱退後、U-zhaan × rei harakamiとして「川越ランデヴー」「ミスターモーニングナイト」等を自らのサイトから配信リリース。14年には坂本龍一、Cornelius、ハナレグミ等をゲストに迎えたソロ名義のアルバム『Tabla Rock Mountain』をリリースした。15年、Ryuichi Sakamoto + U-zhaanとして「Tibetan Dance / Asience」を7inchレコードで発表。16年には映画『マンガをはみ出した男 赤塚不二夫』の音楽をU-zhaan + Shuta Hasunumaで担当し、ボーカルにタモリをフィーチャリングした主題歌が話題となった。17年、蓮沼執太との共作アルバム『2 Tone』をリリース。
http://u-zhaan.com
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新井孝弘
1979年生まれ。ドラマーとしての活動を経たのち、 05年より宮下節雄氏にサントゥールを師事。07年よりインドに渡り、世界最高のサントゥール奏者Pt.Shivkumar Sharma氏に師事。
09年にインド国内で公式にデビューし、 コンサート活動を開始。16年にはVasantrao Deshpande Sangeet Samaroh(Nagpur)、Vishnu Digambar Jayanti(Delhi)、Sawai Gandharva Bhimsen Mahotsav(Pune) など、非常に長い歴史を持つ、インド国内有数のインド古典音楽祭に出演。他にもムンバイ・ボパール・チェンナイなどインド各地で多数の公演を行い、12年にはインドの著名な声楽家Pt.JasrajよりCross Cultural Understanding Awardを授与された。14年、Tina Turnerらによるアルバム「Love Within」に参加。現在もムンバイに在住している。

日々のこと

仕事仲間がふえました

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2月から仕事場に新しい仲間が増えました。
文鳥のスノーちゃんです。

そこにいてくれるだけで癒しです。
キーボードの上にうんちされちゃう以外は、本当に良いパートナーです。

イベント

3/24 やなせななさん出演【極楽音楽堂〜お寺の音楽会〜】

 
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2017年3月24日(金)19:00〜20:30
▶会場
極楽寺本堂(小千谷市平成2ー5ー7)
 

▶出演者
やなせなな
大山りほ(ピアノ)
 
▶入場料 1,500円
 
本堂で素敵な音楽を聴いていただけるお寺の音楽会です。
今回は奈良に住むお坊さん、やなせななさんをお呼びしました。
ぽかぽか暖かい本堂でどうぞゆったりとお過ごしください。
 
*申し込みは、極楽寺ウェブサイトの問い合わせフォームより、
お名前・電話番号・必要枚数を明記の上お申し込みください。https://gokurakuji.info/contact

 

▶プロフィール
やなせなな(シンガーソングライター)
やなせ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
1975年 奈良県の寺院に生まれる。
2004年5月 シングル『帰ろう。』で
デビュー。
これまでに5枚のシングルと5枚のアルバムを発売。CMソングやゲームのテーマソング、劇中歌などに起用される。その一方で、YAMAHA『音遊人』エッセイ連載、ラジオのレギュラー番組DJ、仏教講座講師など多彩な活動を展開。
30歳で子宮体ガンを克服した経験と、寺院に暮らす僧侶という視点を生かし、いのちの尊さを訴える歌を数多く制作。慈しみに満ちた唯一無二の世界観、美しいメロディ、包容力のある歌声が持ち味で、年代・性別を超えた幅広い層から確かな支持を獲得している。また、涙あり笑いありの巧みなトークと、胸を打つライブパフォーマンスが話題となり、全国47都道府県・およそ500ヶ所での公演において成功を収めた実績を持つ。
地道な活動が注目され、2011年3月には日本テレビNNNドキュメント’11「歌う尼さん~がん闘病から奏でる命」として、2012年9月にはNHK Eテレ「グランジュテ」にて全国に放映され、大きな反響を呼んだ。
母校龍谷大学校友会からは、活躍を期待される卒業生に贈られる龍谷奨励賞が授与されている。
ニューアルバム『夜が明けるよ』に収録されている「手向け花」は、小千谷市片貝の片貝花火をモチーフにしている。
http://www.yanasenana.net/

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