お知らせ
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極楽パンチ開催されました!
露の新治 落語を楽しむ会が開催されました
昨日は極楽寺の本堂で、上方落語の露の新治さんの落語を楽しむ会が開催されました。
本堂にはたくさんの方が訪れ、楽しいひとときを過ごしていただいたようでした。
露のさんは人権落語をされる方で、楽しみながら人権について学ぶことも出来ます。
昨日も前半は人権落語をして下さいました。
差別するのは差別される側の問題ではない、差別する側の問題だというお話が印象に残りました。
極楽寺の桜が見頃です。
花まつり
4月8日はお釈迦様の誕生日の花まつりでした。
小千谷市では例年一ヶ月遅れの5月8日におこなわれます。
今回、私は諸行無常ズの九州ツアーで4日から鹿児島・福岡の4ヶ寺を周り、消しゴムはんこ作りを楽しみながら仏教を学べるワークショップと、私と消しゴムはんこ作家津久井智子さんと二人がかりで作品を作り上げるライブパフォーマンスをおこなってきました。
ワークショップではお釈迦様がお生まれになられた姿と白象を作り、それを華葩(けは・蓮の花をかたどった紙)に作ったはんこを捺してオリジナル華葩をつくり、最後に参加者みんなでそれを散華(さんげ・花を散らす)して、花まつりをお祝いしました。
お釈迦様は生まれた直後に七歩歩き「天上天下唯我独尊」といわれました。
それは自分が誰よりも優れているといった比較や争いで得る優越感ではなく、自分は誰とも比べることの出来ないと尊い存在なのだという宣言でした。つまりいのちは生まれの立場によって尊いのではないし、比べて優れているから尊いというものではなく、それぞれがそれぞれに誰にも侵すことの出来ない尊さを持っているということです。
仲良く散華している皆さんの中には、色々な立場の方がいます。でも、ワークショップをやっているうちに立場の違いは全然関係なくなってしまいます。お坊さんも何人もいるのですが、普段法要等で慣れているはずなのに皆さん無邪気に散華しています。お坊さんじゃない人は初めてやる散華にわくわくしながらチャレンジしています。
こんなにも距離感が無くなることは普段なかなかありません。
花まつりとしてはちょうど良い塩梅のワークショップになりました。
消しゴムはんこの新しい動画を作りました
消ゴムはんこ×仏教【諸行無常ズ】の新しい動画がYouTubeで公開されています。
消しゴムはんこというと、可愛く手ごろで誰でも出来るというイメージがありますが、動画は全く違ったイメージの物にしました。
作品は阿弥陀如来の来迎図です。ものすごく手間のかかった作品の制作風景をご覧下さい。
いかがでしたか?
4月4日から九州の4カ所のお寺でワークショップとライブパフォーマンスを行なっています。
呼ばれればどこでもお伺いしますので、気になった方はお声がけ下さいね(^^)
色んな感想や問合せをいただいています
極楽寺のホームページを作って9ヶ月が過ぎ、たくさんの方からご感想をいただいています。また最近は問合せも入るようになりました。
そんな時は作って良かったなぁとしみじみ思います。
ありがとうございます。
春彼岸が終わりました。
春のお彼岸が終わりました。
毎年お彼岸が終わる頃になると、小千谷の雪も溶けはじめ、春らしい天候になっていきます。
今年が小雪ということもあり、一気に春が近づいてきた感じがします。
毎年の恒例行事ということで、毎年同じようにお参りさせていただいているのですが、20年近くご門徒さんのお宅を回らせていただくと、病気や怪我をされたり、引越しされたり、またはご往生されたりと、色々な変化があって、同じお参りは無いのだなあと気付かされます。
写真のにしんは、あるご門徒さんが毎年お参りの時期になると、たくさん作ってお茶の時間に出して下さるもので、弱火でじっくり煮たにしんは、骨まで柔らかくなっていてとても美味しいのです。
毎回当たり前に食べているのですが、ご門徒さんが作れる状況に無かったり、逆に私がお参りに行けなかったりすれば食べることが出ないわけで、それは当たり前のことではないのだなぁということを思いながら、ありがたくおかわりさせていただきました。
お彼岸参りが始まりました
春のお彼岸になりました。
小千谷では僧侶が一件一件、ご門徒さんのお宅を回りお仏壇でお参りする習慣があります。
これは小千谷市の習慣というよりも、旧小千谷町の習慣のようです。
近隣の村と合併して、小千谷市になって60年が経つそうですが、お寺が関わる習慣は昔のままで、同じ小千谷市でもお参りに行くところと行かないところがあり、ちょっとわかりにくいことになっています。
60年前の車のほとんどない時代の習慣が、今でも残っているのは不思議な感じです。
このお彼岸の期間中に一件一件お参り回る習慣はあまり他に無いようです。
十数年前に京都のご本山の学校でお経の勉強をしていた頃に「お彼岸で新潟の寺が忙しいので帰らせて欲しい」とお願いしたところ、「お彼岸で帰るとはどういうことだ!!」と酷く怒られ、「いやそんなこと言われても物理的に回らない(忙しいのわかるでしょう?)ので帰らせて下さい」「(忙しくもない行事で帰る何て)けしからん!」と噛み合ないやりとりをしていたことがあったのですが、習慣の違いということは後になって知ったのでした。
お彼岸のお参りのいいところはお盆と違って1週間の期間があるので、ご門徒さんと比較的ゆっくりお話し出来ることです。
真面目な話をしたり、お仏壇のお飾りの配置をなおしたり、笑い話したりと、それぞれ話題は変わりますが、貴重なコミュニケーションの場になっています。
今日も朝から回らせていただきます。よろしくお願いします。
寺報(99号、実は100号)発送作業中です
今年初めての寺報を現在発送中です。
せっかくこのホームページのアイコン用に作った消しゴムはんこがあったので、そちらを利用しながら作ってみました。
何となくすっきりした感じになりました。
なんと99号です。次回100号!なのですが、実は数年前に同じ号数のまま2ヶ月連続で出してしまっていたので、今回が100号になります(笑)
私がお寺に帰って来て唯一と言っていいほどコツコツ続けているのが、この寺報なのですが、ぜひご家族の皆さんで読んでいただけたらと思います。
県外で法話のご縁をいただきました。
3月1日に本願寺北山別院(京都)、3月6日に本願寺長野別院と2カ所でご法話させていただくご縁をいただきました。
北山別院は常例法座、長野別院では青年布教使研修会の実演とそれぞれ異なる場面でのご法話でしたが、どちらも同じ内容でご法話させていただきました。
まもなく東日本大震災から3年が経ちます。私たちの宗派は直後から「悲しみに寄り添う」というスローガンを掲げていました。
しかし、どれだけ寄り添うことが出来たのでしょうか?
寄り添うと言いながら、実際はそうでない場面を多数見てきました。自分も寄り添えていないなぁと思うことが多々ありました。
本当に寄り添うことってどういうことなのだろう?
そんなことを考えならの法話の時間となりました。