お知らせ
- 日々のことの記事 -
春彼岸が終わりました
春彼岸の季節になると、雪も少なくなり暖かくなってきます。
暖かくなると増えてくるのが花粉症です。
雪深い小千谷市ではちょうどお彼岸の頃が花粉のピークになるようで、住職も当院も毎年グズグズしながらお参りに回っています。
小千谷市ではお盆のお参りと同じように、お彼岸も一件一件ご門徒さんのお宅をお参りさせていただくのですが、市外に出るとそんな習慣もなく、全国的にも珍しい習慣のようです。
さらに、同じ小千谷市でも旧小千谷町の範囲だけしかお参りに回りません。
小千谷町が周辺の町村と合併して小千谷市になって60年が経つのですが、お寺の習慣は昔のままだったりします。
今では知ることがほとんど出来ないであろうことを、僧侶をさせていただくことで知ることが出来て、それはそれで嬉しいのですが、昔話の世界に生きているようで、なんだかしっくりこないところもあります。
今を生きるお寺でありたいなぁと思います。
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
昨年もご門徒の皆さまには大変お世話になりました。またご門徒さん以外の皆様からは、極楽寺の様々なイベントにご参加いただきありがとうございました。
今年も皆さんが参加しやすいお寺にしていく努力は欠かさずに行いたいと思っています。
皆様からもご意見や、こんなことやって欲しいといったご要望がありましたら、いつでもご連絡下さい。
どうかよろしくお願い致します。
さて、話は変わりますが、極楽寺の宗派は浄土真宗です。
浄土真宗の御本尊は阿弥陀如来です。
阿弥陀如来の救いの対象は老若男女・善人悪人わけへだてありません。
あるゆるいのちを救うと誓われた仏様です。その誓いを本願といいます。
浄土真宗の宗祖の親鸞聖人は、その阿弥陀如来の本願をよりどころに生きられた方です。
そのため親鸞聖人は、「この親鸞は、1人の弟子も持っていません(歎異抄)」と師弟関係(上下関係)を否定し、「信心よろこぶそのひとを 如来とひとしとときたまふ(正像末和讃)」と、あらゆる人々は仏様のように尊い命をいただいていると、言われました。
あらゆるいのちを救うということは、どんな罪があったとしても許してあげるといった「有罪・無罪」といった視点ではありません。
世代・性別などの違いはあくまで「違い」でしかなく、それを理由に優劣を付けるのはあくまで人間の都合であって、その根底にあるいのちの尊厳性には違いはないという視点です。
阿弥陀如来の本願は私たちに表面上の違いで人を貶めずに、いのちそのものを見なさいということ伝えていただいているのではないでしょうか。
このような阿弥陀如来の本願をよりどころに生きた親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗の寺院である極楽寺では、やはりこのような視点は大切に持ち続け、それを活動に反映させなくてはと考えています。
たとえば、東日本大震災による原発事故によって避難されている方に対して、イベントを企画し楽しんでもらうようなアプローチだけでなく、なぜ避難せざるを得ないのか、なぜ故郷に帰れないのかを学び、それを多くの方と共有し、二度とと事故が起らない社会を目指すような試み等も同時におこなうことも必要なのではないかと思います。
現在、極楽パンチのようなイベントをすることで多くの方が訪れて下さるお寺になりましたが、より内容を精査して、楽しいだけでなく学びのある活動を実施出来たらと思いますので、今後ともご支援よろしくお願い致します。
合掌
二胡×消しゴムはんこライブショーが開催されました
9月27日に二胡奏者の姜暁艶(ジャンショウエン)さんを広島からお招きして、極楽寺の本堂で二胡×消しゴムはんこのコンサートを開催しました。
姜さんは10年前に発生した中越地震のあと、本堂で慰問コンサートをして下さった方で、昨年も盆参法要に来ていただきました。震災直後にお越しいただいたことで、極楽寺のことはすごく印象に残っているとのことでした。
コンサートの内容ですが、姜さんの二胡とゲストの小畑貴裕さんのピアノの演奏に合わせながら、当院が消しゴムはんこを作っていくという試みで、約1時間半の時間を使って、二胡をもった菩薩を作り上げました。お互いに初めての試みでどうなることかと思いましたが、楽しく時間を過ごすことが出来ました。
途中、演奏と消しゴムハンコ作りを交代して、姜さんと小畑さんが消しゴムはんこ、当院が龍笛を演奏するというめちゃくちゃな展開になり、それはそれで面白かったです。
今回は、住職が音響を担当し、受付は坊守とうちの子どもと近所の子ども達が担当するなど、手作り感がいっぱいのコンサートになりましたが、お越しいただいた約50名の皆さんからは概ね好評だったようです。
姜さんとは、また一緒にやりましょうという話になりましたので、また企画したいと思います。
また、今回のコンサートの収益と本堂に設置した募金箱のお金を合わせた51,448円を広島県で発生した土砂崩れの義援金として、安芸教区災害対策委員会へお送りしました。
皆様のご協力ありがとうございました。
新潟別院の障子に消しゴムはんこ。
先日、新潟県長岡市(旧与板)にある本願寺新潟別院の御本堂の障子に消しゴムはんこで蓮の池を作りました。
新潟別院の報恩講に合わせた「子ども報恩講」という子どもさん対象にした行事の中の一コマで、訪れた子ども達に僕が作ったはんこを捺してもらいながら仕上げました。
インクは諸行無常ズの相方の津久井智子さんがプロデュースしている「そらまめ」というインクを使いました。このインクは和風な色合いのインクで、本堂の障子と相性がすごく良かったです。
消しゴムはんこの持つイメージから、ごちゃごちゃしなければいいけどなぁという心配をされている方もいらっしゃいましたが、想像と違った仕上がりに、とても喜んでいただきました。
障子紙はすでに古いもので、汚れや日焼けしたところもありましたが、はんこを捺すことでそれも味になりました。
これを色々なお寺でやってみたいなぁと思いました。
本堂の雰囲気がすごく柔らかくなりそうです。ご興味のある方は是非お声がけ下さいね。
お問合せはこちらから。
作品は本願寺新潟別院でご覧いただけます
↓↓
本願寺新潟別院
〒940-2402 新潟県長岡市与板町与板乙4356
秋彼岸のお参りについて
【ご門徒の皆さまへ】
秋のお彼岸参りが9月20日(土)から始まります。
例年通りのペースでお参りさせていただきますが、ご希望のお時間等ありましたら事前に極楽寺までご連絡下さい。
また、23日(火)には、お中日法要をおつとめいたします。
10時30分からおつとめ、その後住職の法話、お斎となります。
どなた様もお気軽にお参り下さい。
草取り奉仕作業
ラジオ放送がありました
9月1日(月)13:00〜14:55にNHK/BSN/FM NIIGATA/FM PORTのラジオ4局の共同番組「中越地震から10年 ラジオでつなぐミライ」が放送されました。
アオーレ長岡「ナカドマ」からの放送で、途中に山古志と小千谷市からの中継があり、小千谷の中継ポイントに極楽寺が選ばれました。
当時の町内の役員さんも集まり、当時のことやこれからのことをお話した他、中野哲也さんのミニライブもありました。
震災当時のことをあらためて思い出す機会となりました。
極楽寺がメディアで紹介されます
9月1日にラジオ、9月5日にテレビと相次いで極楽寺を取り上げていただくことになりました。
詳しくはお知らせをご覧下さい!
多くの方から極楽寺に関心を持っていただいています。ありがとうございます。
また27日には、二胡奏者の姜暁艶さんと当院の消しゴムはんこをコラボレーションさせたイベントが行われます。
そちらも是非お越し下さい。
子ども会の準備をしています
8月4日〜5日に極楽寺の子どもお泊まり会が開催されます。
今日はその準備で布団を干したり、保険の手続きなどをしています。
今年の参加者はほとんどが低学年の子ばかりで、どんな展開になるのか楽しみです!
色々と更新しました。
お知らせ等、いくつか更新しました。これからお盆までの間にいくつか行事が入っています。
基本的にはご門徒さん対象のものばかりなのですが、子どもお泊まり会は一般の方でも参加出来ます。
若干の空きがありますので、興味のある方は是非ご参加下さい。
それと、納骨堂に関して、テキストを少々付け加えました。
ご確認いただけたらと思います。