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12/2〜12/9 アール・ブリュット展 in 極楽寺 開催!

アール・ブリュット展 in 極楽寺
~宮商和して自然なり~
●日時 2018年12月2日(日)~12月9日(日)10:00~16:00*最終日だけ14:00で終了
●場所 極楽寺本堂(小千谷市平成2ー5ー7)
●入場料 500円*収益はすべて作者に分配されます。
●問い合わせ 極楽寺(0258-82-7622)
●主催 浄土真宗本願寺派 青木山 極楽寺
●後援 岩室あなぐま芸術祭・ぷれジョブおぢや・小千谷市社会福祉協議会
 
 
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昨年好評だったアール・ブリュット展を今年も開催することとなりました。
アール・ブリュット(art brut)という言葉は、フランス語で「生の芸術」を意味するものです。障がい者の芸術と思われがちですが、そうではなくてその作品を作りたいという衝動の元に、因習にとらわれないありのままが表現された芸術がアール・ブリュット展です。
 
アール・ブリュット展に出品されている作品はどれもデザインの過程に必ず入る忖度というものがありません。それは「人に見てもらう」「人に評価してもらえる」という視点に立てば、作品として成立していないと感じる人もいるかもしれません。
しかし一方で、自分のありのままを表現するという過程において、この視点は逆に邪魔になるものであり、私のような作り手側にとっては様々な制約の中でいかに自分らしさを出すかが課題であったりするのですが、アール・ブリュットの作品はいとも簡単にそれを飛び越えていて、初めて作品を見たときは衝撃的なほど感動しました。
本当に素晴らしい作品ばかりですので、皆さんにはぜひご覧いただきたいと思っています。
 
今回のサブタイトルの「〜宮商和して自然なり〜」は、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人が阿弥陀如来の極楽浄土を讃えるために詠われた和讃の中から抜粋しました。
「宮(きゅう)」と「商(しょう)」は、お経や雅楽で使う音階です。宮と商は西洋の音階の「ド」と「レ」のようなもので、不協和音になる関係の音です。
ところが極楽浄土という世界では不協和音になるはずの関係も、ぶつかり合うことなく絶妙に調和して素晴らしい音楽を奏でるとのことです。
 
今回の作品は、ぜひ「健常者」と「障がい者」という枠をはずしてからご覧いただきたいと思います。障がい者とは健常者と自認している人によって作られた枠にしかすぎません。
枠を脇に置いといて作品をご覧いただければ、その素晴らしさをより一層感じることが出来て、極楽浄土のように調和した感覚が生まれるかもしれません。
 
会期は8日間とたっぷり用意しています。
皆さんのお越しをお待ちしています。
 

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