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ご法事
昨日今日とご法事が3件ありました。
もうこんなに年数経ったのかと思うような方ばかりで、お元気な頃を思い出しながらお参りさせていただきました。
死んだら終い、なんていう方もいられますが、ご法事に集まられた方は皆さんご往生された方に関係のある方ばかりです。
ご往生された方がいなければ今ここにいないわけで、姿は見えなくなってしまったけれども、それで関係が終わったわけではなく、ずっと残された方々と繋がり続けているのではないかと思います。
私たちのいのちは、そういった目には見えない多くのいのちに支えられ、生かされています。
阿弥陀さまは「無量寿如来(はかりしれないいのちの仏さま)」とも呼ばれています。
いのちの価値は私たちには目視することが出来ません。それゆえにあの人は良い、あの人は悪いと優劣をつけてしまいます。
しかし、阿弥陀さまは「あらゆるいのちを救う」という誓われています。「あの人は良い。あの人は悪い」と思ってしまう私にも阿弥陀さまは飛び込んできてくださっています。それは、私たちにいのちのつながりの計り知れなさ、つまりあらゆるいのちは皆平等に尊いということを教えてくださっているのではないでしょうか。